もはや説明不要かもしれませんが、ミズノの名作「モレリア2 JAPAN」についてのレビューになります。
その前にモレリアの歴史についての雑談です。
まだサッカーが今ほど盛んではなかった1983年、ミズノが日本人選手もブラジル人選手のように技術がなければならないと考えた結果、まずはブラジル人選手に履いてもらえるようなスパイク作りを目指してモレリアの開発がスタート。
「軽量性・柔軟性・素足感覚」という3つのキーワードをとことん追求し、1985年に初代モレリアが誕生しました。
その後、1986年6月1日に当時ブラジル代表であったカレカ選手がモレリアを着用したことから、ミズノでは6月1日を「モレリアの日」と制定しています。
それでは、本題のスパイクレビューに戻ります。
モレリア2 JAPANのシューズ幅は、2E相当の方向けで標準的な足幅となっています。
良質なウォッシャブルカンガルーレザーが足全体を柔らかく包み込み、つま先部分の立ち上がりは高く設計されていて指先の収まり具合も良好です。
モレリア2 JAPANの前足部の縫い目のパターンには、「ノーマルステッチ」と「クロスステッチ」の2種類があります。
「ノーマルステッチ」は前足部の縫い目が横方向のみで足馴染みも抜群ですが、履きこむにつれ特に横方向に革が伸びすぎて緩くなってしまう可能性があります。
「クロスステッチ」は前足部の縦と横の縫い目が交差しており、「ノーマルステッチ」と比較して革の伸びすぎを抑える効果がありますが、履き始めの時点でのフィット感という点においてはやや劣ります。
それでもサイズ感が「クロスステッチ」に合う足型の方であれば、ジャストフィットの期間がより長く保てるため、個人的にはこちらがお勧めです。
実際、Jリーグでもモレリア2 JAPANの「クロスステッチ」を履いている選手は多数います。
モレリア2 JAPANのアウトソールは、土グラウンド・人工芝・天然芝の全てに対応しています。
このアウトソールは丸型スタッド13本がバランスよく配置されており、優れたグリップ力はないですが、土でも人工芝でも天然芝でも癖なく履けるのがモレリア2 JAPANのアウトソールの良さです。
スパイクの重量は片足210g(26.5cm)と軽量な部類で、モレリアのコンセプトである「軽量性・柔軟性・素足感覚」を十分に体感できます。
モレリアはアッパーの耐久性の問題から一般的には試合用スパイクとして推奨されることが多いですが、練習から履き慣らすことができれば「生涯サッカー」の相棒として、究極のフィット感をもたらしてくれるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!